米国Adobeは2023年9月28日に、ブラウザ版のPhotoshop「Adobe Photoshop Web」の正式版をリリースしました。
Creative Cloudプランでも使えるということで、Creative Cloudアプリを開いたところ、「Photoshop web版」のアイコンが確認できました。
インストールが不要で普段使用しているGoogle ChromeやEdgeバージョン102以降(64ビット)で動作。
執筆時点(2023年9月30日)でSafariでは動作しないようです。
Adobeの生成AI「Adobe Firefly」の機能も利用可能です。ただし、基本的に無料版がないので、Creative Cloudプランなどに契約する必要があります。
Photoshopは、写真や画像の加工、色の調整や色の置き換え、複数画像の合成などが自在に行うことがツールです。
DTPやグラフィックデザインの現場では、欠かせないアプリですし、精密な画像解析や処理を行うことができるので、医療や科学分野でも広く利用されています。
Photoshop web版の主な機能は以下のとおり
- 生成塗りつぶしや生成拡張による、画像内のコンテンツの追加や削除、拡張
- レイヤ編集、画像のレタッチなど
- JPEG、PNG、PSDなどのファイルのアップロードや編集
Photoshop web版単体の無料体験はできません。
実際に使用するには、Photoshopプランを契約することで、Photoshop web版も利用できるようになります。(月額2,728円〜)
Adobeのプランに加入すれば編集はできますが、加入していない場合でも、「閲覧やコメント」は可能。
Photoshop web版でサポートされているファイル形式
読み込みできるファイル形式
- PSD
- PSDC
- PNG
- JPEG
- TIFF
- HEIC
- PSB
- Raw
- WebP
書き出しできるファイル形式
- PSD
- PNG
- JPEG
- TIFF
- WebP
まとめ
私も20年近くPhotoshopにはお世話になっていますが、わざわざPhotoshop web版を使用するかな?と感じます。
最近追加機能となったAdobe Fireflyの「生成塗りつぶし」や「生成拡張」もとても感動しますが、仕事を選びます。
Photoshop web版のフル機能を使用したい場合は、Adobeのプランに契約が必要。
試してみたいという方は、7日間のトライアル期間に申し込みをする必要があります。
ただし、7日間のトライアル期間後、自動的に有料期間に移行するので、注意が必要です。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。