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最近のノートPCに使われているCPU「Intel N100」とは?

今日もともログにご来訪いただきありがとうございます。

最近、父親のPCを購入したり、姉のノートパソコン購入のアドバイスをしてあげたりと、改めてPCのスペックについて調べる機会がありました。

デスクトップPCの場合は、i3やi5、i7やAMDのRyzenなどがよく目にしますが、ノートパソコンでは最近、「Intel N100」というCPUを見聞きします。

Intel N100は、2023年4月以降に発売されたノートPCに使われているCPU

最近見聞きするようになった「Intel N100」。
2023年4月以降に発売されたノートパソコンに使われるようになったCPUになります。

特に3〜4万円台のノートパソコンや超小型PC(UMPC)で採用されています。

Intel N100は、Intelが2023年1月に発売した省電力CPUの一種です。
12世代のCoreシリーズから採用されている10nmのプロセスルールを採用しているのが特徴です。

グラフィックについては、10世代のCoreシリーズと同等の性能をもち、「Intel UHD Graphics 24 EUs」を搭載しています。

Intel N100の基本スペックは次の通りです。

  • CPU:コア数4、スレッド4
  • 基本クロック:1.8GHz〜3.2GHz
  • グラフィック:Intel HD Graphics 24 EUs
  • TDP:6W

因みに、TDPとは、Thermal Design Powerの頭文字で、CPUや他の電子デバイスが発熱する際の最大許容電力を示す指標になります。
高性能なデスクトップPCのCPUのTDPは、通常10Wから100W以上になりますので、6WのTDPは低いレベルの消費電力を示しています。

Intelのレポートによると、エントリー向けのPCに搭載されることが多かったCeleronやPentiumというブランドが廃止され、そのラインナップを「Intel Processor」というブランドに統合されました。

ということは、中身はCeleronなどに近い仕様になるようです。

Intel N100は初代Core i5第7世代と同程度

Intel N100の性能は、ノートPCで採用されるモバイル版Core i5の第8世代に近い。
デスクトップ版Core i5の第7世代と同等の性能を持っているとのこと。

なので、事務的な作業やネットサーフィン、動画視聴程度なら十分実用的。

もし、Intel N100搭載のノートPCを選択するなら、メモリ容量や内蔵ストレージの速度の速いものを選ぶべきでしょう。
でも、Intel N100搭載のPCは、低価格なのでメモリやストレージ容量を減らしているものがほとんどなので、納得して購入する必要があると思います。

まとめ

最近は、超小型PC(UMPC)が流行っているので、目にすることが多いように感じます。
自宅で広い画面でネット閲覧をしたり、動画視聴をしたい人、テレビに接続して使用したい方には、十分実用レベルかと思います。
また、消費電力が低いので、自宅用サーバーにしても面白いかと思いますね。

それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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